2023年5月11日 11:33
【『ラストマン』感想3話】福山雅治・大泉洋、バディの進化と物語の深化
Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。
2023年4月スタートのテレビドラマ『ラストマン』(TBS系)の見どころを連載していきます。
かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。
初回はFBI捜査官・皆実広見(福山雅治)、2話目は刑事・護道心太朗(大泉洋)、それぞれどんな性格の人物かの紹介だった。
いわばこれまでは視聴者に対する名刺の交換で、3回目からが本格的なバディの始動。
アメリカから日本の警察庁にやってきたのは、全盲のFBI捜査官、皆実広見。
お飾り扱いの交換留学生としてやってきたはずが、皆実は案内担当の刑事・護道心太朗を連れて現場での事件解決に乗り出していく。
現場を仕切る捜査一課から反発を受けつつ、有能かつ人たらしの皆実は心太朗の力を借りながら徐々に理解者を増やし、難事件を解決に導く。
日曜の夜、視聴率も好調な『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系日曜21時)。
第3話は人気刑事ドラマに絡む若い俳優の殺人事件である。
早朝、不祥事で落ち目となっていた若い俳優が殴打殺害されているのが発見され、遺体の第一発見者もまた俳優、国民的スターの羽鳥潤(石黒賢)