2023年12月11日 12:00
岩谷産業「各地のたこ焼き店を回った」 大人気のたこ焼き器が生まれた理由とは?
本記事で紹介する『炎たこII』は、ガスのカセットボンベを用いるタイプ。
岩谷産業はカセットこんろで有名なメーカーで、ガスの強い火力でたこ焼きを焼き上げるのが特徴です。
たこ焼き用のくぼみが20個あるプレートを直火で熱するので、熱の伝わりが早く、電気たこ焼き器のように「なかなか温まらない…」ということがありません。また、たこ焼き器の場合は熱むらが起こらないようにするのが重要です。
熱の伝わり方にむらがあると、「プレートのここは熱いけど、ここはそうでもない」といったことが起こり、焼き上がりに差ができてしまいます。
『炎たこII』では、熱むらができるだけ起こらないように、ガスの配管が専用のU字型になっています。
これはできるだけプレート全体に均一に火が当たるようにするための工夫です。
電気たこ焼き器の場合には、最初プレートが温まりにくく、また熱むらが起こりやすいため、仕上がりがべしゃっとした感じになりやすいのです。
しかし、『炎たこII』の場合には、ガスの強い火力を用い、かつ熱むらが起こりにくく工夫されているため、外はカリッ中はフワトロという理想の形に仕上げやすいのです。
ほかにもさまざまな工夫が凝らされいる『炎たこII』のメリットは、以下の通りです。