中学生の娘「あんな靴しかないの!?」 母親に激怒したら…続く展開に涙
女の子なのに、あれしか履けない。
しかも、3年に1回しか作ることが許されない。自費で買うには、30万円は高すぎるしね。
あの子の足を代わってやれないから、せめて靴くらい同じ思いをしてやらなきゃ。
※写真はイメージ
「お母さんにはお母さんの気持ちがある。分かってやれよ」と父親に諭されたエナガさんは、黙っていることができませんでした。
バカじゃないの。そんなことしても、なんにもならないのに。
あほくさー!
そう悪態をつきながら、エナガさんは号泣しました。
母親が、エナガさんの知らないところで、我が子に寄り添おうとしていたのをハッキリと理解し、気持ちがあふれたのです。
エナガさんは、先天性脊椎障害かつ、内臓疾患の障害を抱えており、生まれてから何度も手術を受けていました。
機能を補助する特殊な靴の装着が必須で、数mなら松葉杖で歩けるものの、ほとんどの移動は車いす。だからこそ、母親はエナガさんの前で、おしゃれな靴を履かなかったのでした。
大人になった、2024年10月現在。当時を懐かしく振り返ったエナガさんは、このようにつづっています。
今日、母は81歳のお誕生日。
働くようになってからは、母にはおしゃれを楽しむものを送り続ける。