満員電車で優先席を占拠する大人たち 高齢者が乗ってくると、小学生が…?
と言ってその方の手を引いて座らせた。その方は丁寧にお礼を言って座った。座れて本当にうれしかったという感じである。
次の駅では、別のドアから荷物をいっぱい抱えた60代くらいの女性が乗ってきた。
するとそのドアに一番近い所に座っていた男の子がさっと立ち上がり、その方の手を引いて、「ここの席、どうぞ。」と席を譲った。その女性も丁重にお礼を言って座った。
私は納得がいった。席を譲るというマナーを小学校で教えているのであろう。
マナーの教え方がよいのであろうが、それを素直に聞く小学生も立派である。どの小学校校かはわからないが、大変立派な教育をしている小学校と思った。
私はかなり早い電車で通勤している。その小学生達はいつも坐ってくるので、おそらく始発の駅かその近くの駅から乗るのであろう。
するとかなり早い時間に起きて登校していることになる。本人たちはもちろん、親達も大変であろう。
しかし寝ている子は一人もいないし、座り方のマナーもいいし、電車の中で騒がない。読書をしている子もいる。
それでも席を譲る人が乗ってきたら、すばやく席を譲るマナーが身についている。
一方で若者や大人がだらしなく寝ていて隣の方に寄りかかったり、ゲームに夢中になって雑音を立てていることもある。