2021年2月26日 09:51
駅にあった大量の空の鉢植え 貼り紙には「申し訳ございません」と書かれており…?
担当者に話を聞くと、花の価値を改めて考えた時に自分たちにできることに気が付いたといいます。
病院から届いた嬉しい言葉とは
――企画のきっかけは?
まず、コロナ禍での背景で、「花緑にかかわる自分たちに何ができるか」というのがきっかけです。
「花の価値って何?」と改めて考えた先に、人が祈る時、いつもそばに花があることに気が付きました。
そして、コロナ禍で長期的に緊迫した環境で頑張っている医療従事者の方々へ、「祈りや想いを、花やメッセージで伝えるアクションならばできるのではないか?」と思い、始めました。
――背景に『フラワーロス』の問題もあったのか。
そうですね。結婚式をはじめ、リアルな現場でのイベントが中止・縮小されたため、花の生産~流通~小売までに困っていた背景はありますね。
――医療従事者などから反響はあった?
プランターを寄贈した病院からは、 「感染予防に対する対応が厳しくなり、医師・看護師をはじめ、それぞれのスタッフが、いつも以上のストレスを抱えながら勤務しています。
メッセージ付きの鉢で、励まされると思います」といったメールが届きました。
また、「植物や応援メッセージを見ることで働く職員も忙しい中、心が癒され仕事の意欲も高まると思います。