2018年9月15日 06:00
脚本家・北川悦吏子さん『ロンバケ』後の闘病20年明かす
と鈴愛が別れる第61回。家では、あれだけ透明感のある話は書けません。病室という異空間で、自分がどこにも属していない、あやふや感があった。死にゆく人もいれば、生き残る人もいる。その間にある場所で、不思議な感覚で書いていました」
20年の闘病は、苦難であると同時に独自の死生観を形成し、作家としての強烈な個性になっていた。
「病気とのせめぎ合いのなかで、綱渡りのようにどうバランスを取っていくか。『半分、青い。』にはそれが出ているかもしれない」
鈴愛は、漫画の世界で挫折し、離婚し、職も転々。
それでも『半分、青い。』世界に光を見つけて、次の「〜したい!」に突き進む。北川さんも一緒だ。病気と折り合いをつけながら何度も試練を乗り越え、書き続ける。
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