くらし情報『小島慶子「41歳の新発見。『私、発達障害でした』」』

2018年12月10日 11:00

小島慶子「41歳の新発見。『私、発達障害でした』」

(撮影:夛留見彩)

(撮影:夛留見彩)



「私は家でも学校でも、ひどい問題児でした」

彼女は、熱を帯びた口調で子ども時代の思い出を語り始めた。

「まず、落ち着きがない。常にもじもじして、じっとしていられない。声を出してはいけないところで出したり、グネグネしたり(笑)。それから、嫌なことに耐性がまるでなくて、受け流すことができずにすねて周囲を困らせたり、かんしゃくを起こしたり、駄々をこねたり」

ひとたび火がついてしまったら簡単には止められないのか、彼女は一気に言葉を継ぐ。

「小学生のときも私語が多くて空気も読めないから、先生が一生懸命、説明しているのに『先生、その話、テレビで見ました!』と話の腰を折ることもしょっちゅう。衝動が激しくて『いま言いたい!』と思ったら言わずにはいられない。失敗して、次は気をつけようと思っても、またやっちゃう。
周囲からは『無神経』とか『わがまま』とか『ひねくれ者』と思われて。悪目立ちして、面倒くさいやつと疎まれたり、仲間はずれにされたり、いじめられたり」

言葉が次から次に、とめどなくあふれ出てくる--。元TBSアナウンサーで、現在はタレント・エッセイストの小島慶子さん(46)

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.