くらし情報『親が亡くなったときの“大混乱”避けるベストな財産整理法』

2019年4月3日 11:00

親が亡くなったときの“大混乱”避けるベストな財産整理法

一戸建ての場合、遺品整理業者に依頼すると、50万~100万円の費用がかかることもあります。残された子どもには、金銭的な面だけでなく、親の思い出の品を廃棄するという心の負担もかかるので、元気なうちから、自分で買ったものは自分で処分すること。粗大ゴミであれば1つ数百円程度で出せます。大きな家具も、リサイクルショップやネットオークションなどで少しずつ処分していけば、かなり“将来の出費”が抑えられるはず」(勝さん)

無駄な口座・貸金庫、年会費が必要なクレジットカードなどは当然、整理対象だ。

「夫の転勤ごとに銀行口座を作った人、貯蓄用や引き落とし用など目的ごとに口座を使い分けていた人は、年齢を考えながら少しずつスリム化してみましょう。通帳は1~2冊で十分といえます。ただし金融機関の破綻を想定するなら、保護される1,000万円を超えた預金は、分散させる必要があります」(風呂内さん・以下同)

不要なものは、通帳やカードの明細を洗い出す作業から。「まず、1年分の通帳引き落とし、クレジットカードの利用明細を見てスリム化しましょう。
まったく利用していないスポーツジムの会費、年に1~2回しか利用しないカードなどがあるのでは?」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.