2020年1月4日 16:44
グータン キャスティングの妙 新MC満島真之介に期待する役割
たとえば第46回ではソニン(36)が、19歳のときに出したCD「カレーライスの女」のセクシーなジャケットについて、MCらとこんな風に語った。
田中みな実:ああいうのって自分の意志は全く反映されないんですか?
ソニン:何もわからず。私の場合は、権限はなかったですね(笑)。
田中みな実:やらされたわけじゃないと思いますけど、演出として疑問は思わなかったんですか?
ソニン:若いし芸能界のこと分かってなかった。言われたことを一生懸命やることがすべてだと思っていた。
「司会者とゲスト」「上手と下手」という序列がないからこそ、危ういタレントの本音がこぼれるのだ。
■理想のコミュニケーションが学べる実用番組としての一面も
『グータンヌーボ2』は、ファッションやライフスタイルを勉強するように「憧れのコミュニケーション」を学べる番組と言ってもいい。それも出演者たち三者三様の思惑と、関係性が構築される様子を出演者と同じ目線で眺められる実学性が魅力だ。
例えば出演者は、順に一人ずつスタジオに入る。最初に入った人が二番目の人を迎える際の「誰も来ないかと思ったぁ~」なんてボケは、視聴者が明日の飲み会でそのまま使えたりできるのではないだろうか。