2020年2月21日 11:00
僧侶で医師――対本宗訓さんが病院で経験した“不思議な体験”
ドラマでは、何かにつけて照円が念仏を唱えたり説法をしたりすることで、患者だけではなく同僚からも煙たがられてしまうシーンが描かれているが……。
「毎月の健康講座では、坐禅の呼吸法や、精進料理の健康効果などについて話すことはあります。ただ求められないかぎり、私自身から、医療の現場で、宗教のお話をすることはありません(笑)」
しかし、「死んだらどうなるのか」と対本さんにたずねる患者はやはり多いという。
「そう聞かれればこうお伝えするようにしています。『私たちの体には平安に旅立てる絶妙な仕組みが備わっています。死とは次なる存在の世界へ移行するいのちのプロセスであり、お互いまた会えますよ』と」
そんな言葉が、患者の良薬となるのだろう。だんだんと、表情が穏やかになっていくのだそうだ。
「女性自身」2020年3月3日号 掲載
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