2020年9月25日 11:00
雅子さま令和のエレガンスコーデ「ビビッドからパステルへ」
「即位後朝見の儀」でのローブ・デコルテ(写真:日本雑誌協会代表取材、本誌写真部、宮内庁、内閣府、時事通信)
豪華なドレスに十二単、颯爽としたスーツ姿……。9月11日に、皇后となられてから500日を迎えた雅子さまのエレガントな装いの数々を、徹底解説します!
解説してくれたのはファッション評論家の石原裕子さん。皇室をはじめ、セレブの装いにも幅広い知識を持つ。美智子さまや雅子さま、佳子さままで、お務めの内容や歴史背景なども考慮した装いの解説に定評がある。
■ローブ・デコルテ
【令和元年5月1日】「即位後朝見の儀」
肌を出す装いのローブ・デコルテ。「ご成婚時にはノースリーブで胸元のカットも大きかったのですが、今回は袖を付け、ハート形のVネックは小さめにされたミセスらしい装い」(石原さん・以下同)
【令和元年10月22日】「饗宴の儀(第1日)」
ひし形の地紋がデコラティブな、ゴールドの柔らかな布で作られたローブ・デコルテ。「襟のフリルは胸元で5つのバラがつぼみから花になるデリケートなデザインで、2連のネックレスと調和して華やかな印象です」
【令和元年11月10日】「祝賀御列の儀」
縁取りの三つ編み、外側に飾られたゴールドの花びらが印象的なボレロ風ジャケット。