2020年11月19日 11:00
固定費見直しが節約に効く!格安スマホのメリットとデメリット
そのため、外国製ではなく、日本製の端末を選んでおくと、修理の依頼などがスムーズにできるので安心です」
現在、格安スマホのユーザーはスマホ全体の約20%といわれる。5年前の約5%からかなり増えたが、それでもまだ少数派だ。(’20年3月・MMD研究所調べ)。だが、格安スマホに乗り換える環境はどんどん整備されている。
まず’06年には、「携帯番号ポータビリティ」が始まった。携帯会社を変更しても、以前の携帯電話の番号をそのまま使えるというものだ。手続きも、専用の電話窓口で「予約番号」を発行してもらい、それを新しい携帯会社との契約時に登録するだけ。最初は不安だが、実際は拍子抜けするほど簡単だ。
また、「2年縛り」といって、2年の契約期間の途中で解約するには約1万円の違約金が必要だった。だが、’19年10月以降の契約では、違約金は最大1,000円になった。
「違約金が1,000円なら、格安スマホに乗り換えればすぐに取り戻せます。もう足かせはなくなって、いつでも、いますぐでも乗り換えられるということです」
コミュニケーションアプリLINEでのやり取りが増え、メールはあまり使わない人も増えたが、乗り換えでメールアドレスが変わってしまうことが、最後の難点だった。