くらし情報『マヂカルラブリー M-1優勝にあったセオリー覆すネタ選びの戦略』

2020年12月22日 15:50

マヂカルラブリー M-1優勝にあったセオリー覆すネタ選びの戦略

が異常なほど揺れる電車内で七転八倒するというもの(ここではネタ名を「つり革」とする)。ほぼ無言で、体の動きだけで笑わせるという常識破りのネタで見事に会場を沸かせていた。

実はマヂカルラブリー、内容だけでなく“ネタ選び”でもセオリーを覆していた。最終決戦進出をかけて戦う決勝1stラウンドで全10組中8組が準決勝と同じネタを披露したのだが、ラリー氏はこれが一般的であるという。

「結局、参加する芸人からすると準決勝のハードルが最も高いわけです。レベルも高く、そこで勝たないと決勝に出られないので。だからそこにいちばんの自信作を持っていくのがセオリー。

そんな一番強いネタを決勝の1stラウンド、最終決戦のどちらで披露するかは悩みどころ。
多くの芸人としては出し惜しみをして、1stで負けてしまっては元も子もないという感覚があるので、1stラウンドに強いネタを持ってくる感覚の人が多いはずです」

そんななか、1stラウンドでマヂカルラブリーが選んだのは、高級フレンチに行く際のマナーをツッコミの村上(36)が野田に教えるというネタ(ここではネタ名を「高級フレンチ」とする)。実はこのネタ、準決勝はおろか今大会の予選でさえかけてないもの。

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