5歳餓死 搾取ママ友の優雅な生活…娘にバレエ、パチンコ三昧
そんな様子をかわいそうに思ったのか、利恵さんが自分のママ友グループに誘ってあげたんです」
当時、碇容疑者はAさんにこう語っていたという。
「赤堀さんに声をかけてみたんだけど、話してみたらけっこう面白い人だったよ」
だが2人が急速に距離を縮めていくうちに、どんどんグループから仲間が減っていった。その理由についてAさんが続ける。
「赤堀さんは悪口を言うことも、ウソをつくことも平気な人でした。5年ほど前の保護者の親睦会でのことです。赤堀さんは“ゆうな”と名乗り、『こう見えても30歳です』と言っていました。でも今回の報道で、本名は恵美子で年齢も48歳だったと知って、あきれてしまいました。サバ読みどころか名前も全然違うじゃないですか。
赤堀さんと付き合うようになってから、利恵さんの言うこともおかしくなっていきました。
『赤堀さんから聞いたんだけど、あの人、本当は腹黒いらしいよ』とか、『赤堀さんが言ってたけど、あの人、すぐキレるから気をつけたほうがいいよ』とか……。彼女から何か吹き込まれたのか、1年後には私のことも無視するようになったんです」
赤堀容疑者は、次第に碇容疑者をコントロールできるようになっていったというが、それはママ友同士の人間関係を使った狡猾な手口によってだった。