5歳餓死 搾取ママ友の優雅な生活…娘にバレエ、パチンコ三昧
それにガリガリに痩せていて別人のようになっていたんです。また無視されるのではないかと怖くて、声をかけることもできませんでしたが……」
Aさんは、その変わり果てた姿を思い出したのか声を詰まらせた。
また、前出の社会部記者は、
「“夫に慰謝料を請求する裁判に勝つためには、質素な暮らしをしなくてはいけない”と、貯金どころか生活保護費や児童扶養手当もむしり取られていたのです。食べ物を買うお金すら残してもらえず、一家は赤堀容疑者からときおり差し入れられる、少量の米やパン、菓子類などを分け合って生きていました。逆らうとそれすらも許されません。翔士郎くんは10日間水しか飲めないこともあったそうです」
’20年4月に翔士郎くんが亡くなったとき、体重は10kgほど。平均的な5歳児の半分にすぎなかった。だが信じがたいことに翔士郎くんの餓死後も、赤堀容疑者はまったく反省しなかったのだ。
翔士郎くんのための葬儀代、車を売った代金、碇容疑者が消費者金融から借りた数百万円……、赤堀容疑者が搾り取った額は、’18年春から’20年6月までの約27カ月で、なんと1,200万円にもなるという。