98歳元アイドルが伝授する「“アラ100”でも元気な秘訣」
とくに草加せんべいは若いころからよく食べていました」(待子さん)
もともと歯が丈夫で、少し前まで歯科治療経験がゼロだった。肉も魚も野菜も何でも好き嫌いなく食べる。
「私が“お昼にね”と差し入れたカツサンドを、母は待ちきれなかったのか『おやつの時間にいただいちゃったわ』と言って(笑)」(ミカさん)
この“咀嚼力”は、まさに元気の源だ。
【7】毎日たっぷりの化粧水を!
ほとんどシワのない待子さんの奇跡的な艶やか肌。何か秘密の美容法が?
「いえいえ、大したことはしていません。しいていえば、あまりいじらないことよ。自然がいちばん」(待子さん)
実際に待子さんが毎日していることは、化粧せっけんで洗って、化粧水をつけるだけ。ただ、使う化粧水は一点豪華主義で、シャネルやメナード、コーセーなど、そのときどきの「お気に入り」をたっぷりつける。
戦前戦後と、どんなにつらい時代も「つらいときこそほほ笑みを絶やさず」という、母の教えを胸に、笑顔を絶やさず生きてきた。