2023年5月19日 07:01
一児の父 玉木宏さん、セリフはほぼ「にゅう」。「子どもが夢中になって観てくれた」『シナぷしゅ THE MOVIE』に込めた思い
のニュアンスを自分で予習しようと思っても、正解がまったくわからなくて(笑)。周りの人に聞いてもらっても「どうなんだろう?」という感じだったので、実際現場に入って声を出してみて、監督の思うところを探りながらやっていきました。その過程で、「もうちょっと、寄り添うようなニュアンスで」など求められたりしました。すごくていねいに、少しずつ仕上げていった記憶があります。
ーー愛情を意識された?
玉木作り手の愛情、そしてそれを見てくれる子どもたちへの愛情も意識しました。そういうものはきっと伝わっていくと思うので、優しい気持ちで声入れをしていました。
メインキャラクターの声優は6歳、その表現力に感嘆
ーー好きなニュアンスの「にゅう」は?
玉木ぷしゅぷしゅが落ち込んでいるときに、慰めるような優しい気持ちで、小さめに「にゅうにゅう」と言っているのがかわいらしいと思いました。
ーーそれが、今作のポイントでもある「赤ちゃんが安心するやさしい音質」ということですね。
玉木僕の声質が「赤ちゃんが安心するやさしい音質」かはわかりませんが、そうであればいいなぁと思いました。そもそも、「にゅう」の話をいただいたときに、「自分の声では低すぎるのでは」