2023年5月31日 07:11
その体調不良、熱中症かも……暑さに体が慣れる前は特に危険! 熱中症かと思ったら取るべき対応
また、体に占める水分の割合が高いため、外気温の影響を受けやすく、自分の体温よりも温度が高い場所では、短時間で体温が急上昇するので注意が必要です。
②身長が低く地面に近い
大人よりも身長が小さい子供にとって、地面からの照り返しは大きく影響します。大人にとって32度の感覚でも、子供の顔の高さではさらに高い35度の感覚と考えるといいでしょう。歩いている時だけでなく、子どもをベビーカーに乗せて外出するときにも注意が必要です。
熱中症かと思ったら
どんなに注意をしていても、体調によっては熱中症になってしまうこともあるかもしれません。そんな時のために熱中症の症状と対策を知っておきましょう。
重症度・主な症状
Ⅰ度(軽症)
現場での応急処置が可能
主な症状は、めまい、失神、筋肉痛、筋肉の硬直(こむら返り)、大量の発汗など
Ⅱ度(中等症)
病院への搬送が必要
主な症状は、頭痛、気分の不快、吐き気、おう吐、力が入らない、体がぐったりする(熱疲労、熱疲弊)など
Ⅲ度(重症)
入院・集中治療の必要
主な症状は、けいれん、意識がなくなる、歩けない、刺激への反応がおかしい、高体温(熱射病)など
Ⅱ度(中等症)