くらし情報『岡副麻希さん 胃液を吐き続け、歯磨きもまともにできなかった3ヶ月「そのツケが……」』

岡副麻希さん 胃液を吐き続け、歯磨きもまともにできなかった3ヶ月「そのツケが……」

デンタルケアをしていくとも投稿しています。

妊娠中は口腔環境が悪化しやすい

実は妊娠中は、さまざまな理由から虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

まず、つわりによって口腔ケアが充分に行えないことがあります。それによって、歯の周りに付着している細菌(歯垢・プラーク)が停滞し、歯肉は炎症を起こします。歯磨き中の出血などはその症状のひとつです。

また、妊娠すると女性ホルモンが多くなりますが、ホルモン自体が歯周病菌の餌となり歯周病が進行しやすくなります。妊娠中は、妊娠していない時期より唾液の粘性が強く(=ネバネバしている)なって、唾液が口の中をきれいにするはたらき(自浄作用)も低下してしまいます。さらに妊娠中は偏食の傾向が強くなるため、虫歯のリスクも高くなるのです。


このように妊娠中は口腔環境が悪化しやすく、お口や歯のトラブルを起こしやすいといえるため、自覚症状がなくても一度は歯科健診を受けましょう。母子手帳にも「妊娠中と産後の歯の状態」という項があり、歯科健診が推奨されています。

歯科では、つわりなどで消化器症状があるときにも行いやすい歯の磨き方や口腔ケア法も教えてもらえます。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.