14歳年下の相手と再婚、43歳での妊活「もっと早く知りたかった、と正直後悔していることはあります」新山千春さんインタビュー【4】
ああ、もっと早く調べておけば良かった……と正直後悔しました。
ーー知っていれば、もっと早く結婚を選択したと思いますか。
新山そうだったかもしれません。私と同じような後悔をしている方も、きっといると思います。だから私にできることは、自分がした後悔を、ほかの方がしないで済むように、情報を発信していくことだなと今は思っています。
最近は晩婚化の傾向も強いですし、女性も自分の仕事の基盤がある程度安定してから子育てしたいと考える方も増えていると思うので、そういう方たちにもっと細かい情報が届いたらいいなと思います。
不妊治療と仕事の両立に、葛藤も
ーー妊活は女性だけの問題ではなく、夫婦で協力していかなければなりませんが、新山さんのパートナーはどんなふうにかかわっていますか?
新山彼は私に対して「子どもがほしい」というプレッシャーをかけることは一切ないです。今も基本的にはアメリカで仕事をしているので別居婚ですが、日本にいるときは「一緒に病院に行こう」と言ってくれています。
ふたりでスケジュールを共有しているので、私が注射を打つ時期も把握していて、彼も妊活を自分ごととして捉えてくれていると感じます。