野々村友紀子さん「ベッドシーンでテレビを消すのは、かえってよくない」忌憚なき性教育をできる家庭の下地とは?
「男性は気づいたら加害者になってしまうことも多いんだよ」とか、「女の子を妊娠させてしまう可能性があるんだよ」とか。
野々村普段から話し合う態勢のベースができていないと、こういう話をしたときに急にピリッ! となるので、普段から話しておいたほうがいいですよね。何でも喋れる状態って、大事だなと思います。
益若子どもの話を「聞き出す」というよりも、情報を出し合える環境を当たり前に作っておきたいですよね。真面目で優しいお母さんほど、「探らなきゃ・聞かなきゃ」となってしまいがちですが、そうすると子どもは「なんで答えなきゃいけないの?」と引いてしまいそう。「親もめっちゃ喋るしなあ」という環境にいるお子さんのほうがオープンなイメージがありますね。
益若うちは恋愛はゆっくりだと言いつつ、息子の友達の恋バナを一緒に聞くことはよくあるんです。聞いていると、何歳になっても自分たちが学生のころと似ていることがたくさんあって、恋愛の話っていつの時代もみんな同じなんだなあと思います。
人を好きになるもどかしさとかが楽しくて、つい共感してしまいます。
野々村うちの娘も、自分のこと以上に友達の恋愛話はすっごい言ってきますね。