野々村友紀子さん「ベッドシーンでテレビを消すのは、かえってよくない」忌憚なき性教育をできる家庭の下地とは?
私はこういう仕事をしているのもあって、「マンホールの写真ひとつで家を特定されてしまうんだよ」とずっと言っているし、私がSNSをやっているのを見ているから、息子は「芸能の仕事をしていない人にとって、SNSはあまり意味がない」と言っています。
ーーそれは、元祖インフルエンサーの益若さんのお子さまならではですね。
益若学校の友達もSNSに興味がないようで、助かっています。興味がある子がたくさんいる学校だと、きっと「TikTokやインスタをやりたいと言っているけど、どこまでやらせてあげていいのか」と悩む親御さんは多いのではと思います。野々村でもいまの子どもたちは、私たちよりも性に関する正しい知識や情報リテラシーを学んでいると思います。学校で当たり前のように習っていて、逆に私のほうがSNS投稿を「これ、背景写ってない?」とか注意されますもん。うちの娘は最近発信をし始めましたが、瞳の中の写り込みを拡大して消したりしていますから、徹底しているなあと思います。
益若しっかりしていますね。
野々村情報リテラシーも性に関することも、子どもたちは私なんかよりよっぽど進んでいるし、学んでいますね。
家族で見ているドラマでベッドシーンになったら……?
ーー私たちが子どものころって、テレビドラマのベッドシーンが流れて食卓が凍る、という経験をみんなしてきたように思います。