野々村友紀子さん「ベッドシーンでテレビを消すのは、かえってよくない」忌憚なき性教育をできる家庭の下地とは?
とディレクター目線になることがありますね。すごい生意気な感じですけど。アニメも監督が誰かとか制作会社がどこかを気にして見ているようです。
益若私は「気持ち悪い」というワードは使わないようにしています。思春期の始めころかな、一時期、姪っ子がなんでも「キモイ」で片づけることがあったんですよ。そのとき「『キモイ』というワードはいつだって言わないほうがいいし、それは語彙力がないだけだから。もっとちがう表現を考えて言ったほうがいいよ。おもしろくないし」と伝えました。
「キモイ」は便利な言葉ですが、それだけでまとめてしまうのって、せっかくほかに表現があるのにすごくもったいないし、私も好きじゃないし息子にも使わないでほしいと思っています。
ーー乱暴な一言にまとめず、言葉を尽くすことが大切なんですね。おふたりとも、ありがとうございました。
野々村友紀子さん/放送作家
1974年8月5日生まれ、大阪府出身。コンビ芸人、会社員を経て放送作家に転身。2002年2丁拳銃の川谷修士さんと結婚し、2006年に主婦業に専念するため仕事をセーブ。放送作家をしていた2016年、バラエティ番組で夫の相方である小堀裕之さんへの歯に衣着せぬダメ出しで話題になると、テレビ出演が急増した。