令和のタクミくんシリーズ主演・森下紫温と加藤大悟が大切にした“距離感”「恋愛によって心の傷が埋まっていく」
──素直なラブストーリーですよね。
加藤演じていくうちに「なんでタクミくんは離れて行っちゃったんだろう」とか、「ここで絶対、タクミくんを好きにさせる」とか、そういう感情が自然になっていきやすかった。そして紫温ちゃんともコミュニケーションが取れていたので、本番前に「ここ、こんな風な気持ちだよね」ってお互い合わせられたのはすごくよかった。もう本番になったときは2人してバトルだと思っていました。落とせるか落とせないかっていう芝居としてのバトル。最後のほうなんてお互い好きだから、紫温ちゃんは勝手にこう、ギイを誘惑する感じて落としにくるけど、僕自身もちゃんと落としに行くみたいな(笑)。
森下バトルでしたね。
加藤そういうところが、すごく面白かったです!
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(C)2023 ごとうしのぶ/KADOKAWA・「タクミくんシリーズ」製作委員会
図らずも導くギイに導かれるタクミくん状態に!
森下実は僕、演技経験が圧倒的に少なかったこともあり、最初はそんなバトル感覚がお芝居の中で生まれるとは思っていませんでした。
──デビュー間もなかったですし、無理もないです。
森下でも大悟くんと共演して、大悟くんが自分をリードしてくれて、色々学べました。