広瀬アリス×風間俊介が考える“信じる”とは?「信じるって思考停止の瞬間があると思う」
信じるって、向き合えば向き合うほどわけがわからなくなるものだと思うんですよ。
広瀬千紗がまさにそうで。平山のことを信じたはずなのに、自分の勘違いなのか、事実なのか、それすらわからなくなっていく。
風間その姿をちゃんと描いているところが、この作品はリアルだし怖いというか。
広瀬でもそこがいちばん好きなところです。
風間わかる。オブラートに包まれていたものが剥がされていく瞬間みたいなものがあって、そこがすごく魅力ですね。
広瀬台本をもらったときも、5話分、一気に読んじゃって。
読み終わったときは、人を信じるって何だっけ、疑うって何だっけということをすごく考えさせられました。余韻に浸りながら、人の心について考えさせられる作品だと思います。
風間結局信じるって、本気で相手を信じるのか、相手を信じてると決めた自分を信じるのかの、どっちかだと思うんですよね。きっと千紗は後者な気がしていて。誰の言葉を信じるとか信じないとかじゃなくて、信じると決めた自分を裏切らないように生きていくしなかった。精神的にはアスリートみたいなキャラクターだなと思いました。
風間さんは親戚のお兄ちゃんって感じでした(笑)