佐野勇斗&結木滉星が演じる切なくて複雑な恋の三角関係「僕は結構姑息なタイプです(笑)」
それから7年後、24歳になった芽衣の前に、心も体も17歳のままの航太が現れる。もしも奇跡が起こるなら、もう一度会いたい。本作はそんな願いを形にしたファンタジー・ラブロマンスだ。「17歳の頃は男子校だったんで、甘酸っぱい想い出とか何にもない。体育のあととか、共学だったら着替えなきゃいけないけど、うちは男しかいないから皆上裸で授業受けたりしてた」(結木)
「いいなあ、男子校。面白そう」(佐野)
「唯一の甘酸っぱい想い出と言えば、文化祭。うちは全然よその学校の女の子とか来てくれなくて、だから僕らの方から行くしかなかったんですよ。で、チケットをもらって近くの女子校に遊びに行ったんだけど、何にも起きなかった。
あれ?全然、甘酸っぱくないな(笑)」(結木)
「高校時代は学生生活の中でもいちばん楽しかったなあ。クラスの男子がみんな仲良くて、よくヤンチャしてました。高1の文化祭とか、他のクラスが焼きそばとか作っている中、僕らのクラスは当時流行っていたツルツルピカピカの泥団子を作って1個100円で売ろうぜってことになったんだけど。それがめちゃくちゃ難しくて、ちょっと上手な幼稚園児の泥団子しかできなくて……。