『銀魂』歴代編集者がいまだから明かす!「銀魂10大ウラ話」
1月8日に公開されるやいなや『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を制して、1位を獲得した映画『銀魂 THE FINAL』。その公開を記念して、歴代の担当編集者に原作者・空知英秋と『銀魂』の舞台裏についてたっぷりと語り明かしてもらった。
現在公開中の映画『銀魂 THE FINAL』。
1月8日に全国で封切られると、全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)で12週間連続首位を独走していた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を制して、1位を獲得。
アニメ『銀魂』史上最大の大ヒットとなるスタートを記録した。タイトルどおりファイナルとなる本作で描かれるのは、原作のラストをベースとしたエピソード。
2019年に約15年に及ぶ連載は完結を迎え、まさに本作は『銀魂』の総決算となる作品だ。
デビューの段階で年齢詐称疑惑!?
まず語ってもらったのが、空知と初代担当編集・大西の出会い。
空知のデビュー作となったのは、第71回(2002年6月期)天下一漫画賞佳作受賞の『だんでらいおん』 (『週刊少年ジャンプ』2002年42号掲載)。
見ためはイカつい天使連盟送迎部の天使2人組が、成仏できない幽霊をあの世に送るという物語で、すでにそこには2003年に同誌でスタートする『銀魂』(2004年2号)