上杉柊平の幸せを保つマイルール「自分にとっての“特別”を探す」
とフランクな答えが返ってくる。
「最近の出演作と比べると、確かに『七夕の国』は少しタイプが違う作品かもしれません。でも、だから難しかった! ってことは正直ないです。このドラマでは“球体を操って、ものをえぐる”特別な力が、CGで表現されています。それは現場では見えないものなので、いかにリアルに存在するように見せるか、それが難しかった点ですかね」
細田演じる南丸と、上杉演じる高志が持つ“力”は、次々と大きな事件の発端となり、世間を騒がせる。次元の異なる“力”が謎を呼ぶストーリー展開に目を引かれるが、南丸たちをはじめとするキャラクターたちは、現代を生きる私たちと何ら変わらない存在だ。よって、非現実的ではあるものの、彼らの心理は真に迫ってくる。
「細田さんとのシーンは、とくに終盤にかけてシリアスなシーンが増えていくんですけど、僕はすごく楽しく演じられたと思っています。
僕が勝手に細田さんのことが好きで、素敵な方だなって思っていたので、彼の演技を目の前で堪能できてよかったです」
この物語のキーパーソンでもある存在・丸神頼之を演じた山田孝之とのシーンも多かったという上杉。「たくさんのものをもらえました」