柳楽優弥&中川大志が信頼を築くためにしていること「必要なものはリスペクト」
柳楽それぞれ信頼できる関係性の人がいたので。黒島さんはどう感じていたか分からないですけど、やっぱり大変だったんだろうな、とは思いますけど。僕は集中しやすい環境だったなとは感じます。
中川現場はそんなにピリピリしていなかったですよね。
柳楽こんなにみんなが穏やかなことはありません(笑)。
中川締まるところは締まりますけど(笑)。
黒島さんとは、アクリル板を介していない場所ではあまり会わないように、お話をしないように、という距離感は自然とありましたけど。そこは徹底していました。
――撮影中の印象的なエピソードがあれば教えていただきたいです。
柳楽法廷のシーンがわりと長丁場だったよね。
中川1日ありましたね。
柳楽終わったときにエキストラさんから拍手が起こったんですよ。みんなで何か乗り越えたような感じでした。撮影なので、楽しいとは言え、やっぱり集中しなければいけないし、クリエイトしていく、みたいなことがあるわけなので。
ただ、エキストラさんが拍手してる現場って初めてだったので謎の一体感が生まれましたね。中川法廷のセットってちょっと劇場みたいな感じもあるんですよね。
お客さんたちがいてアラタはそちら側にいるんですけど、特に検察官と弁護人が話しているようなシーンは多分舞台を観ているような。