柳楽優弥&中川大志が信頼を築くためにしていること「必要なものはリスペクト」
そこが1回チラッと見えたら、もう開けたくなってしまうみたいな。なんか宮前、そんなセリフ言ってませんでした?
柳楽言ってた。そこばっかり気になるところになっていくというか。
中川そうかもしれないですね。
堤監督の現場は「一発OKが多い」?
――堤監督と話したことや、現場で感じたことなど教えていただけますか。
柳楽一発OKが多いですよね。
中川そうですね!
柳楽ペースが速いんですよ。
中川あ、いいんだ!って思います。
もう1回やらなくていいんですか?って。意外とそれはそれで不安になるんですよね。
昔、ご一緒されたときは違ったんですか?
柳楽どうだろう。早かったかもしれない。「俺がOKって言ってんだから!」って言われるんだよね。
――柳楽さんは堤監督とは久しぶりにご一緒されたんですよね。
柳楽16歳のときに出演した『包帯クラブ』という作品でご一緒したのですが、当時、どうすれば演技がうまくなるんだろう、と考えている時期だったんです。でも、『包帯クラブ』はなんとなく良い感触が得られた作品でしたね。
これが自分がやっていく方向なのかな、って。個人的に達成感があった作品だったので、また堤監督とできるのは嬉しかったです。