ドラマ初主演のSakurashimeji 田中雅功と高田彪我 真逆のふたりの挑戦「演じながら別の世界線を生きていました」
高田本当にそうですね。
田中少しでも何かが自分の中に残るように、ということはずっと考えながらやっていました。もちろん、主役をさせていただく上で、自分の120%を出せるようにっていう気持ちではやってるんですけど、錚々たる方々とやっていく中で足りない部分も如実に見えてきたりもします。ひとつひとつの間だったり、トーンだったり、全てのセリフを聞き逃さないように、とは思っていました。
――何か心に残ったことはありますか。
田中ちゃんと相手のセリフを聞いて、その感情に乗せてレスポンスする丁寧さと速さが格段に違うんですよね。そういうのを近い距離で見られてよかったな、と思います。
高田本当にみなさんの演技が自然体なんですよね。
最初に段取りの確認をするときに、本当にセリフじゃないみたいな感じでやられるんです。でもその自然な感じを出す力だったりは、その場の空気がやっぱ一変しますね。
田中経験もない中、本当にいろんな方に助けられて、ありがたいな、という気持ちでいっぱいですね。まだまだ若輩もいいところなので、共演者の方だったり、スタッフさんにも助けていただいたり。
でも現場の空気が本当に良くて、みなさんすごく温かく接してくれるので、そこにも助けられている感じはしますね。