2021年3月10日 07:00
さくらしめじ、最後の10代での成長「大切な人に会いにくい今、『ボタン』のように人と人とをつなげたい」
というのも、去年から急に、今まで出来ていたことができない、会いたい人に会えないっていう状況に、世の中的になったじゃないですか。僕ら含めてみんな、気持ちが沈みがちになることが多かったと思うんです。だからこのミニアルバム『ボタン』で何かが変えられたらなと、願っています。
――状況を変えるひと押しの『ボタン』ですね。
雅功更に、僕らの曲を聴いた人と僕たち、もしくは聴いた人同士がそれぞれ、『ボタン』でつながれたら、つなぎとめられたらすごいなって。そういう人と人との懸け橋のような、服の布を合わせるボタンのような、ミニアルバムにしたかったんです。
――素敵な思いを込めたタイトルだったんですね。この『ボタン』には6曲が収録されていて、うち3曲は以前リリースされた曲のアコースティックバージョンです。
例えば『きみでした』は2015年に出された曲ですが、当時と今との違いは何でしょうか?
彪我今回、アコースティックバージョンということで、改めて制作していったんですけど、新しく歌う際に歌詞の意味をもう1度、2人で考え直してみたんですね。すると、2015年の『きみでした』リリース時とは違う考え、とらえ方が生まれてきました。