プロパンガス(LPガス)とは?メリットとデメリット・都市ガスとの違いを解説
表のデータについて解説すると、プロパンガスは都市ガスの半分ほどの量で爆発や燃焼を引き起こしてしまう危険性があるということになります。
そのため、現在プロパンガスを使われている家庭の方は、都市ガスを使われている方以上にガス漏れには気を付けるべきです。
とはいえ、2018年に起こったプロパンガスの事故は206件で、死傷者は一人のみでした。これは全国2600万世帯のプロパンガス利用世帯のうち0.0007%という非常に低い割合です。
プロパンガスは危険であることをガス会社や国も十分に理解した上で事故件数の低下に努めているため、法律でも点検期間などがしっかりと定められています。
なので、むしろ非常に安全性が高いサービスとも言えるでしょう。
プロパンガスと都市ガスの普及率の違いプロパンガスと都市ガスの違いは様々ありますが、一般の方が一番わかりやすいのが運搬方法の違いだと思います。
都市ガスはガス管などを通じて届くのに対して、プロパンガスはガスボンベで配送されます。
都市ガスはガス導管を引かないといけないので、東京都、大阪府など都市部では普及率が高いですが、沖縄県、青森県などの田舎で普及率が低い傾向にあります。