屋根の塗装ってどうやるの?その手順・方法から気になる費用までご紹介
胴ベルト型安全帯と、フルハーネス型安全帯の2タイプがあります。胴ベルト型は、落下した際に体への衝撃が大きくなりますが、フルハーネス型は胴のほか腿や肩にもベルトを通すため、落下時の衝撃を全身に分散させられます。よって、フルハーネス型の方が、より安全といえるでしょう。
・足場設置と養生作業
屋根塗装をするためには、足場を組むことが必須です。足場の設置には時間がかかるため、工期のなかでも最初の1日ほどを足場設置や養生にかけるケースが多くなります。
【屋根の塗装作業の手順】
1.高圧洗浄
高圧洗浄機で屋根にこびりついた汚れやカビ・コケなどを落とし、塗装の作業を始める前には必ず屋根をきれいに清掃します。汚れやカビがひどい場合は、専用の薬剤を使って落とすこともあります。
2.下地処理(ケレン)
表面にひびや凸凹がある場合、補修材を使って平らにならします。
塗装する面が金属である場合、塗料が定着しやすいようにあえてヤスリなどで細かな傷をつける場合もあります。これらの作業は「ケレン」とも呼ばれ、ケレンが完了したらすぐにサビ止めの塗料を塗って新たなサビの発生を防ぎます。
3.下塗り作業
これから塗る塗料の定着を高めるための「シーラー」