外壁の種類ってどんなものがあるの?それぞれの外壁塗装方法・費用の目安を解説
と、一般的な外壁塗装の手順とほぼ変わりません。ただし、外壁材のつなぎ目部分に施されたコーキング剤が劣化していれば、それを補修してから塗り直すことになります。
窯業系サイディングを塗装する方法は、大きく分けて以下の3種類となります。
・塗り潰し塗装…1色のみで塗り潰す方法です。
・多彩色塗装…単色ではなく、複数の色で塗装する方法です。サイディングの形状によって、多くの塗装方法があります。
・クリアー塗装…透明の塗料を塗り、元の外壁材のデザインを残す方法です。外壁の表面が劣化してしまうと施工できなくなるため、傷みなどが出ないうちに施工する必要があります。
各サイディングに使用する塗料は、一般的なアクリル系・ウレタン系・フッ素系・シリコン系などとなります。【2.モルタルの塗装作業】
基本的に、サイディングと作業の流れは同じです。ただし、モルタル下地の外壁はひび割れやすいため、下塗り作業がより大切です。モルタル外壁の下塗り剤には「微弾性フィラー」という、粘度の高い下塗り材を用いることが多くなります。これで、微細なひび割れなら埋めることができますから、クラックが発生しやすいモルタル外壁には最適です。