外壁の種類ってどんなものがあるの?それぞれの外壁塗装方法・費用の目安を解説
軽量で取り付けが簡単なため工期も短く、耐震性・防水性・耐熱性に優れています。施工コストは窯業系サイディングに比べると少し高価ですが、サイディング自体に断熱材が組み込まれている点は魅力。断熱性に優れていれば省エネにもなりますから、長い目で見るとお得かもしれません。
デザインのバリエーションは、窯業系サイディングと同様に豊富です。そのため、金属系サイディングも最近人気を集めつつあります。ただし、やはり金属でできているためサビの発生は気になる点でしょう。1年に1度は柔らかいスポンジを用いてお掃除するなど、定期的なメンテナンスは大切です。
【3.モルタル材】
セメントと砂と水を練り合わせて作られた外壁材です。
仕上げの方法にはいくつか種類があり、主に「リシン仕上げ」、「スタッコ仕上げ」、「吹き付けタイル仕上げ」の3つがあります。このほかにも数多くの仕上げ方法がありますが、これらは熟練の職人さんが創意工夫を凝らして、さまざまな模様を作り出したと言われています。そのため、資材の価格よりも仕上げの施工費用が全体の工事費に影響してきます。
少し前の住宅においてはこの工法が主流でしたが、施工に時間がかかるため現在はあまり見かけなくなりました。