くらし情報『管理栄養士が教える!夏のお弁当づくりで食中毒を防ぐための心得4つ』

管理栄養士が教える!夏のお弁当づくりで食中毒を防ぐための心得4つ

スポンジで洗いにくいときは、スプレー状になった洗剤も販売されています。細かい部分は直接噴霧できるので、洗いやすいですよ。

洗ったあとはしっかり洗剤を洗い流し、乾いたふきんやキッチンペーパーで水分を拭きとったら、涼しいところで保管します。熱湯消毒やアルコール消毒をするとより清潔です。お弁当箱の材質によって熱湯消毒が不向きなときは、塩素系の漂白剤もおすすめです。

●水気を切って盛りつける

細菌は水分があると増殖しやすいです。ミニトマトはヘタを取ってキッチンペーパーでふいてから入れましょう。そのほか、ブロッコリーカリフラワーなども水気をふき取ってから入れます。
レタスやキュウリなど生野菜は水分が多いので、お弁当に不向きです。もし入れるなら、別の容器に入れていき、ドレッシングは食べる直前にかけると水分が出にくくなります。

●味の濃いおかずを入れる

味が濃いおかずのほうが、細菌の増殖が抑えられます。

●しっかり冷ます

ご飯やおかずが温かいままでふたをしてしまうと、水滴がつくため細菌にとって最適な環境になります。また、温かいままふたをすると、お弁当の内部の温度が下がりにくくなって細菌が増えやすい状態になります。

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