2018年8月14日 20:03
管理栄養士が教える!夏のお弁当づくりで食中毒を防ぐための心得4つ
あなたがお弁当作りで気にしていることはなんですか?彩り、栄養のバランス、食中毒対策などでしょうか。食中毒は一年じゅう発生していますが、とくに夏、5~9月にかけて多くなります。それは日本の夏が高温多湿で、食中毒菌にとって最高の環境だからです。食中毒予防の三原則「菌を付けない(清潔)」「菌を増やさない(温度管理・迅速)」「菌を死滅させる(加熱)」をすることで、食中毒予防ができます。今回は食中毒を防ぎながらお弁当づくりを楽しむコツをお伝えしていきます。
食中毒を防ぐお弁当づくりのコツ
●調理前に手を洗う
私たちの手には食中毒菌や食べ物を腐らせてしまう菌などが、多数くっついています。まずは調理する前に石けんでしっかりと手を洗いましょう。また作業中も、こまめに手を洗いましょう。
●お弁当箱はいつも清潔に
お弁当箱って洗うのがけっこう大変ですよね。シンプルなものでも、お弁当箱、ふた、おはし箱、おはし……と洗うものがたくさんあります。お弁当箱をきれいに洗って、しっかり乾燥させておくことが食中毒を防ぐ基本となります。
ふたのゴムパッキンの部分は汚れが落ちにくいので、しっかりパッキンを外してから洗いましょう。