生活のシーンがつながる。家族3人が暮らしやすいワンルーム【我が家の暮らし #9】
壁を作らずに空間を区切る。導線が考えられた玄関と納戸
造作棚で、壁を作ることなく空間を区切る。玄関からDENスペースまで土間が続くことで、家を出入りするときも楽々。
空間を区切るために取り入れた方法のひとつが、こちらのテレビ裏に設置した造作棚。背板がないので、奥の空間も見えて、開放的な雰囲気です。
棚の裏側は納戸も兼ねた、隠れ家的なスペース。玄関の土間を納戸の方まで繋げることで、ベビーカーを置いたり、自転車を置いたり、雨で濡れた上着をかけるときもストレスなくスムーズに活用できます。
収納・くつろぎ・遊び場などマルチな役割の小上がりスペース
広々とした小上がりスペースは、同じ空間にいながら別の部屋にいる気分に。
Yさんのお気に入りは、こちらの床下収納付きの小上がり。
「部屋数は少なくしたかったんですけど、収納スペースは確保したいと伝えたところ、この小上がりを提案してもらったんです。壁がなくても、段差があることでフラットな空間に部屋がぽこっと生まれるのが面白いと思いました」(Yさん)
小上がりは、現在は子どもの遊び場や猫たちの憩いの場としても活用。収納力はもちろん、その時々のシーンに合わせてマルチに使えるところが気に入っているそうです。