【専門家監修】壁を作る・撤去する!室内リフォームの費用やポイントなど事例を紹介
ただ、気を付けていても解体に伴い埃などが出てしまうので注意をしてください。
ただ単に壁を撤去するならば5万円前後で大丈夫だと思いますが、それに伴う電気工事が発生する場合では、プラスで2~3万円を見てください。専門の電気業者が来ないと対応ができないためです。
こちらもエアコン絡みの実例です。壁を撤去して4畳半と6畳の部屋を合体させました。6畳にはエアコンをつけていたものの、4畳半の和室は開かずの間ということもあり、それらの設備は未設置でした。
いざ部屋は広くなったのは良いのですが、もともと6畳部屋に設置していたエアコンが夏場にまったく効かないのです。仕様上は【10畳までの対応】とあったのですが、購入してからすでに8年経過してパワーが明らかに落ちていたこともあったようです。
結局耐え切れずに、すぐにエアコンを購入したのですが、季節は7月の終わりの猛暑。工事予定日は購入後から10日先だったとのことで、その部屋をしばらく使えなかったそうです。
事例として出したように、壁の撤去後は空間が一気に広がることを認識しましょう。やはり、空調の効きが大きく予想を裏切るケースがあります。
また、当時の設計図がない場合ですが、撤去をあまりおすすめめできない壁や撤去自体がダメな壁が存在します。