【専門家監修】壁を作る・撤去する!室内リフォームの費用やポイントなど事例を紹介
お兄ちゃんの部屋は問題なし。部屋が狭い分エアコンの効きも良くなり快調そのもの。ところが弟の部屋のエアコンに不具合が起こったのです。
ただし、不具合と言ってもエアコン本体の問題ではありません。壁を作ったことにより、エアコンの冷気の流れが大きく変わり、ベッドで夜寝ていると風をまともに受けて寒いと弟は訴えます。
かといってスイッチを切れば暑くていられないし、最小限でつけても直撃を受けて寒いというのです。
ベッドの位置を変えたところあっさりこの問題は解決したのですが、壁を付ける工事をする際には、こんなところまで注意を払ってほしいということです。
10畳の洋室があったとしましょう。
この洋室に間に壁を作って二部屋にすることを考える際、気を付けてほしいことがあります。
些細なことかもしれませんが、壁の中に下地を打つことを私はいつも皆さんにお勧めしています。構造上は必要なくても、壁を作った直後に「ここに棚を取り付けたいな」と思ってDIYをしようと考えたとします。
ホームセンターで木材を買って加工すれば簡単な話なのですが、その棚を付けるにも、壁に下地がなければくぎを打てません。ですから、壁を作る前には必ず「この壁に下地を作る必要はないかな?」