~緊急事態宣言全国拡大から1年~調査報告「在宅ワーク・夫と妻のニーズ」
在宅ワークする家としての満足度は、在宅ワーク経験者や想定者では当然ながら高く、PC置場を想定したかどうかで不満者に大きく差がつきました。ヘーベルハウスではLDKに隣接した子どもの勉強場所として+NESTやBLANK※といった空間を提案し、二世帯住宅を中心として居場所としての書斎の提案を勧めておりましたが、そうした場所がある場合はそこでの在宅ワークの率が大きく高まっていました。
勉強場所や書斎の有無による在宅ワーク場所の比率
【※】+NEST:子供を見守るLDの学習コーナー(2009年~)
BLANK:子供の成長に合わせ可変するLDKの小部屋(2018年~)
書斎は二世帯の居場所として高密度個室書斎を2013年に提案
4.LD派は家事並行、個室派は仕事に集中できることをメリットと感じている
在宅ワークで最も使う場所では夫がLD派(ダイニングテーブル+他のLD)4割、個室派(共用個室+専用個室)6割の比率だったのに対し、妻はLD派が75%に達し、前回調査と同様に夫妻で異なる傾向となりました。在宅ワークのメリットで夫妻に共通して高かったのは、「通勤時間分を他に使える」「家族と過ごす時間が増える」