~緊急事態宣言全国拡大から1年~調査報告「在宅ワーク・夫と妻のニーズ」
「宅配便や書留などの受取」「災害時対応しやすい」が挙がり、LD派は「仕事の合間に調理や洗濯などの家事ができる」を始めとして家事関連のメリットを挙げる人が個室派より多く、個室派は「仕事に集中できる」ことを挙げる人がLD派より多い結果となりました。また家事、育児関連双方で夫より妻の方がメリットして挙げる人が多く、在宅ワークとなっても家事が妻に偏る傾向があることも見てとれました。
在宅ワーク時に一番使う場所:4区分
在宅ワークのメリット:本人・夫婦×場所別
5.本人の在宅ワーク時に在宅ワークしていない配偶者に立入りや音の配慮が生じている
在宅ワークは本人のメリットは大きいのですが、その配偶者には負担となる場合もあります。LDでの夫の在宅ワークでは、妻がそこに立入らない、音を出さないなどの配慮をしている方が約8割、逆の立場で夫がLD派の妻に対しては約7割いました。個室での在宅ワークでは約8割が立入らないことで配慮しており、家族共用の空間であるLDでの在宅ワークは同居家族に負担をかけることが示唆されました。しかし在宅ワークの困りごとでLD派と個室派の差を見ると、「好きなTVが自由に見られない」