香典返しではどんなものを贈ればいい?金額の目安やのしの書き方もご紹介!
これは四十九日の法要で忌が明けると考えられているからです。喪に服している間はお礼を慎むのが本来の礼儀で、香典返しは忌が明け「無事忌明けを迎えられた」という感謝の気持ちを込めて贈るものなのです。ただし仏教では、四十九日法要までに三月に渡ってしまうと「始終苦(四十九)が身につく(三月)」や「三月掛け(みつきかけ)=身内欠け」として忌み嫌う風習があります。これを「三月越し(みつきごし)」と言っています。三月にまたがると仏様が「友を呼ぶ」とも言われており、この場合は四十九日法要を待たずに忌明けを済ませ、香典返しを行うこともあります。【神式の場合】神式で葬儀を行った場合は、仏式の忌明けにあたるのが霊前祭です。これは五十日祭とも言われ、亡くなってから五十日目に行われます。香典返しは元々仏式のしきたりですが、神式でも仏式に準じた形式で香典返しをします。
【キリスト教式の場合】キリスト教の葬儀にも、本来香典返しという習慣はありません。ただ、日本では古来の風習に則り、香典返しが行われています。この場合、忌明けにあたるのが、カトリックでは30日目の追悼ミサ、プロテスタントでは1カ月後の召天記念会です。その後に記念の品として香典返しを贈ります。