昔も今も頼りになる存在。ガンコな汚れからデリケートな衣類まで優しく洗える洗濯板の使い方
水洗いOKであれば、泥汚れに皮脂汚れ、食べこぼしといった身近な汚れはほとんど落とせますよ。さらに洗い上がりをよくするために、簡単な準備をすると洗濯後の仕上がりが格上げされます。その準備とは、服に付いた泥や食べ物など表面的な汚れは、水に浸ける前にあらかじめ落とすということです。皮脂汚れなど染み込んだような汚れには、汚れに直接石けんを付け、なじませておきます。それらの準備を終えてから、石けん水に浸して洗い始めます。すると洗濯板でリズムよく洗っているうちに、汚れがどんどん落ちていきますよ。これなら例えば、子どもが泥遊びを楽しんでいる時にも、食べこぼしをしながらも自分で食べられるようになるのがうれしい時にも、子どもの心を尊重してあげることができます。洗濯したのに汚れが落ちないといった憂鬱を想像して、つい子どもの手を止めてしまいそうな場面でも、おおらかな気持ちで一緒に遊びや食事を楽しめるかもしれません。
そうはいっても高機能な家電がたくさんあり、洗濯機も選び放題。ゆとりがありそうなのについ時間に追われてしまう現代です。いろいろ言っても時代は洗濯機を使って洗濯する人の方が圧倒的に多いですよね。それなら、洗濯機に入れる前に洗濯板で部分洗いをしてみるのも、洗濯したのに落ちないといったストレスを軽くしてくれる一つの方法です。