結納返しとは?品物の意味や御袴料の相場についても解説します
古式ゆかしい儀式を行いながらも、実用化の流れに乗ってきているのが現状のようです。
■結納返しのタイミングは?それぞれのメリット・デメリット
結納返しのタイミングには、「結納がすんだのち、日を改めて設定する」場合、「結納と同時に行う(同時交換)」場合、「荷入れの日に行う」場合の3パターンがあります。以下でそれぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。【後日結納返しをする場合】特に関西地方で正式だとされている方法です。メリットは、いただいた金額や品物に対して、確実に適切なお返しができるところにあります。デメリットとしては、日程調整や移動の負担が大きいことが挙げられます。【同時交換する場合】関東では正式とされている方法です。メリットとしては、1回顔を合わせるだけですむため、両家も仲人も移動や日程調整の負担が軽減される点が挙げられます。
デメリットは、結納品や金額に合わせて結納返しを準備できないため、事前に両家で話し合っておく必要がある点です。特にお金のことについてはなかなか相談しづらいですが、当日になってどちらかが恥をかくことのないよう、しっかり話を合わせておきましょう。【荷入れのときにする場合】女性が新居に荷物を入れる日に結納返しをするというパターンのメリットとしては、同時交換の場合と同様、何度も移動する必要がないことが挙げられます。