家庭訪問ではお茶菓子を出す?失礼にならないようにマナーを身につけよう!
と考えている方もいることでしょう。しかし、正式には「上座」に座ってもらうことが正しいとされています。上座とは、その部屋の入口から遠い席のことです。ただし、部屋の構造によっては上座に座らせることが望ましくない場合もあるでしょう。例えば下座に比べて上座が極端に狭い部屋、上座に座らせるとキッチンが見えてしまう部屋などです。そのようなケースでは、上座ではなく先生は下座にお座り頂いてもよいでしょう。先生を下座に誘導する場合には、「下座ではありますが、どうぞこちらにお座り下さい」などの声をかけるようにしましょう。【その3】先生より高い場所に立たない先生と親御さんは上下関係ではありません。
しかし、親御さんにとって先生は大切な来客ですので、高い位置から見下ろすべきではないでしょう。常に同じ高さの目線、もしくは先生よりも低い位置で話をすることが望ましいです。特に注意が必要になるのは、玄関先での家庭訪問です。一般的な家庭では玄関が一段高くなっているので、先生より高い場所に立ちながら話を聞く方も見られます。先生は気にしないかもしれませんが、厳密にはマナー違反となる恐れがあるので、玄関先での家庭訪問でもきちんと玄関から下りて話をするようにしましょう。