足元からデキる人に!正しいお手入れで「革靴」を長持ちさせよう
左からスポンジタイプ、液状のリキッドクリーム、チューブタイプのクリーム。タイプは色々ありますが、クリームの成分はワックス(ロウ)、油、水の成分を乳化剤で混合乳化させた乳化性のものが一般的です。靴にツヤを出したり、革をしなやかに保つために柔軟性を加える効果がある他、防水性もあります。では実際にクリームを塗っていきましょう。それぞれの塗り方について紹介します。
まずはチューブタイプ。ウェスなどの古布に少しずつとり、塗り伸ばしていきます。また、チューブタイプにはブラシで塗る方法もあります。
手で塗ると、布にクリームが吸収されてしまい色ムラが出やすいですが、ブラシだと紐を通すところやステッチ部分など、細かいところまで均一に塗ることができます。乾いたら余分なクリームを取り除くために、先ほど使っていたウェスの片面(クリームがついていない方)で磨いていきます。クリームの塗りすぎは革に負担がかかり、ひび割れてしまうこともあるので乾拭きはじっくり、丁寧に磨きましょう。
次は、リキッドタイプ。先端にスポンジがついていて、押し当てるとクリーム液がスポンジに染み込むようになっています。
チューブタイプと同様、少しずつ塗っていきます。