くらし情報『相談者にはどんなメリットが?小さな法律事務所が「他士業と連携」する理由とは』

相談者にはどんなメリットが?小さな法律事務所が「他士業と連携」する理由とは

来るものは拒まずといった感じですね。事務所名の「しいの木」も、地元中野区の区の木に由来しています。

クライアントは、当事務所近隣の地域の方が多いです。もちろん、地域の人だけに限定しているわけではなく、遠方から来てくれる方もいます。以前携わった行政事件では、松戸のNPO法人が、当事務所のウェブサイトで、私が行政事件を数多く担当してきた実績を見て、探して来てくださったみたいです。

このように、なんでもやっているのですが、一つだけ決めたルールがあって、当事務所の近所の人の近隣トラブルはやらないことにしています。両方とも潜在的な顧客なので、近隣紛争は最低10キロくらい離れていないとやらないですね(笑)。それは、地域に密着した事務所でありたいという思いが強いからなのです。


■他士業との連携でお互いの短所をカバーしあう

___事務所のホームページには「他士業との連携」を掲げられていますが、この取り組みをはじめたきっかけを教えてください。当事務所は、もともと税理士事務所と同じ建物のフロアーで活動していました。そのフロアーには、税理士の他にも、社会保険労務士がいて、それら他士業の方々とも連携して依頼者をサポートしていたのです。

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