会社倒産を経験した弁護士が法律トラブルで「スピード感」を重視する理由とは
最初、法律は全くわからない状態だったので、正直なところ、本当にしんどい思いをしました。
しかし、そのときの経験から、一般の人には法律用語はさっぱりわからないということが身にしみてわかっているので、専門用語を使わずにクライアントに説明するという今の基本姿勢は、あの時の経験がいきているかなと思います。
■会社経営の経験から身についたスピード感を弁護士業でも活かす
___仕事における信条、ポリシーについて教えてください。
よくクライアントに言われるのは「対応が早いですね」ということです。弁護士は、スピード感がない方も多いですからね。私は会社経営をしていたので、スピード感は非常に大事だなと、実感しています。IT企業のクライアントは特にスピードが重視されるので、法律相談だったら24時間以内に回答する、契約書のチェックだったら基本的には1日~2日くらいで回答するといったことは、心がけていますね。
今も法律事務所とは別に、会社も経営していますし、ITベンチャー企業の経営者だった経験があるので、単なる法律論で終わらせないようにしています。
法律ではダメなのですよというのは、とても簡単なのですが、経営者は、それは求めていないだろうなと考えています。